■「敬老の日を聴き書きの日に」キャンペーン 聴き書きイベント速報!〜2009年6月27日 @神奈川県伊勢原市今回は、ボランティアの宮崎がレポートします!
レストヴィラ伊勢原に、ご入居者の方々、職員の方々、
聴き書きボランティア含めて約20名の方が
集まってくださいました!
今回は、2009年度敬老キャンペーンで使用する聴き書きセット、
昭和の暮らしぶりを描いた絵葉書セットを用いて、
ご入居者の方の胸によぎった過去の思い出などをお聴きすることに!
実はこの絵葉書、ひぐちキミヨさんのほのぼのとしたイラストで
「団らん」「お祭り」「お正月」など
本当に懐かしい昭和の光景が描かれているもので、
その時代を過ごした高齢者の方々に非常に好評なものなんです。
その様々な光景を話のきっかけとして、
思い出される懐かしい記憶を聴き書きすることを目指してみました。


実際お聴きしてみると、その反応は様々。
懐かしい懐かしい、と次々絵葉書を手にとって
思い出を語ってくださる方もいれば、
絵葉書と関係のないところでお話に花が咲く方もいて、
それぞれの話し手の方の個性が表れていて面白かったです。
その様子に、改めてご入居者の方の話したいという欲求の強さと、
その想いを聴き書きすることで共有することの大切さを、
しみじみと感じました。


1時間ほどお話をした後、
聴き手の方からそれぞれの聴き書きで印象深かったお話を振り返り。
こんな興味深いエピソードが聴き書きされました。
《団欒》・Sさんより
団欒の中心になった火戸について語ってくれ、特にそれが
家族のコミュニケーションの場所として重要な位置にあったと
いうことを力説していました。現代失われつつあることですね。
(倉科)
《紙芝居》・Fさんより
拍子木でカチカチとならして自転車でやってくる紙芝居屋さんに、
いつもワクワクしたとのこと。紙芝居とともに、小鳥や模型飛行機
も自転車で売りに来ていたとの話が驚いた。
(瀧澤)
《遊び》・Nさんより
地元のガキ大将でした。子供を集めて畑のトマトを取りました。
(管)
・Aさんより
大学時代、近所の先頭には行かず、手ぬぐいを引っ掛けたまま
遠い温泉まで行っていた。
芸者さんたちが歩いていて、その風情がお好きだったそうです。
(国仲さん)
《嫁入り》・Wさんより
22歳のときに結婚。見合いで8歳年上の旦那さんと
戦争帰りのところで結婚した。本当にこのイラストの通りで、
つの隠しをかぶって着物で歩いた。旦那さんは洋装、帽子を
かぶっていないほかは、全くこのとおり。
(宮崎)
《子守り》・Iさんより
11人兄弟の末っ子。親が高熱のため、自衛でもあり、姉やに
子守りされていた。
(間瀬)
・Nさんより
自営業。息子たちがあてにしちゃってねぇ。
一緒に働いているんだが、親子だからこそ本音を出しすぎて、
ぶつかることも。
(管)
・Wさんより
妹や弟を乳母車に入れたり、おくるみでおぶったりした。
このイラストどおりでとっても懐かしい。
(宮崎)
最後は、聴き手から話し手の方へ
メッセージを書いた絵はがきをプレゼント!
この絵はがきの魅力と共に、
この1時間で共有した新たな思い出の刻まれたカードに、
とても喜んでいただけた様子に笑みがこぼれました。

お世話になった皆さま、参加してくれた皆さま、
今日も、ありがとうございました!!
ボランティア・宮崎伸夫(WEB制作チーム)
**
●参加者の声・「人には愛を。どうにもならないことは、ケセラ・セラ」
「皆、器用に動きすぎる。正直に生きるとどうしても不器用になる」
深い、心が洗われるような言葉をいただきました。
若僧は、とても発せられないメッセージです。
(間瀬さん・看護師・女性)
・とてもおしゃれで楽しい方で、高齢の方とお話ししている
感じがしませんでした。
現役時代、大学時代の話が面白く、幼少期まで及べなかったのが
心残りでしたが、戦後間もなくの日本に最も活気がある時代に
青春期を過ごされたエピソードを話す表情は
いきいきとして、聴いていると頭の中に絵が浮かぶようでした。
(国仲さん・主婦・女性)
・お話しする方の表情が良いので嬉しかった。
Fさんに聴き取りしたが、一番印象にあることは、
31歳で結婚された思い出を、嬉しそうにお話しされたことと、
子供のころの遊びのことであった。
(若林さん・自営業・男性)
・昨日誕生日だったS様。
団欒の絵葉書を選んで話してくださいましたが、
とても表情豊かで、聞いていて想像力が膨らんで
聞き入ってしまった。
あとで聞くと、先生をやっていたとのことで、
とても印象深かった。
心臓が弱いとのことで
一時間も話したことは大変だったと思い、
心より感謝いたします。
自分から思い出しながらよく話してくれました。
楽しい幼少時代をすごした様子が伺われました。
(倉科さん・主婦・女性)
・Wさんは非常に気さくで話題豊富な方で、あっという間に
時間が過ぎてしまいました。
とても充実した楽しい時間を共有できたと思います。
絵葉書を見て、「懐かしい、懐かしい」と何度も
涙ぐんでいたのが非常に印象的で、
お年寄りの方には、子供時代の想い出を一緒に語れるという
場が本当に貴重で重要なものなんだということを
改めて実感しました。
戦争体験なども辛い体験のはずなのに、
今では懐かしい話として浄化されているのが凄いと思いました。
今日も貴重な体験をありがとうございました。
(宮崎さん・会社員・男性)
・初めての聴き書き体験で、内心ドキドキしました。
思い出や当時の記憶というより、
自分の聴きたいことを聴いて、聴く質問内容が
バラバラだったような……。
相手に気を遣わせてはいないだろうかと
気になりつつ、聴いていました。
(綱さん・会社員・女性)
・「介護施設で行う音楽レクリエーション」の営業を
しております。
今まで特養、グループホーム、デイの営業が多かったです。
認知症の進んだお年寄りとお話をする機会が多かったので、
今日お話をしてくださる方と、うまく(十分に)聴き取りが
できるか不安でした。
お話ししてくださった方は、1945年生まれ。
お話も大変はっきりされており、人生相談まで
お願いするに至りました。
大変有意義でした。
(管さん・営業、管理・男性)